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商品紹介動画の作り方|1本に詰めず、見る場面で分ける組み立てと、実演の見せ方

商品紹介動画は、1本に全部を詰めず、見る人が迷う場面ごとに分けて作る方が伝わりやすいと考えています。会社の商品は、知った時、問い合わせる前、商談の前、社内で決める前と、見る人の知りたいことが何度も変わるからです。1本ごとの中身は、「誰のどんな困りごとか」「実際にどう動くか」「使った後どうなるか」「次に何をしてほしいか」の順で組み立て、言葉で説明するより実際の動きを見せます。

この記事では、場面ごとの分け方、実演の組み立て、長さの決め方、撮る前に集める物を書きます。書いているのは、株式会社ヒルウラ代表の高取です。ヒルウラは、人の編集チームで累計30,000本以上の動画を納品してきた会社で、サービス紹介や商品の実演、導入事例など、会社で使う動画を企画から撮影・編集まで請け負っています。

商品紹介動画は、1本で足りる?

会社の商品、とくに値段が高く、比べて決めるまで時間がかかる商品は、見る人が何度も迷います。迷う場面ごとに知りたいことが違うので、1本に全部を入れると、どの場面の人にとっても、知りたくない話が混ざった長い動画になりがちです。

ヒルウラが営業・集客の動画をご提案する時は、次のように、見る場面ごとに動画を分けて考えています(実在のお客様の事例ではなく、組み合わせの例です)。

商品紹介動画を見る場面ごとに分ける図。1 ホームページ・営業メールではサービス紹介(誰の何を解決するか)、2 問い合わせの前は導入事例(使う場面と選んだ理由)、3 商談の前は商品の実演(できることを実際の動きで)、4 社内で決める前は選ばれる理由(同席していない人にも伝わる)、5 導入を決める前はよくある質問(費用・準備・サポートの疑問)

見る場面 動画 見た人が分かること
ホームページ・営業メール サービスの紹介 誰の、何を解決する商品なのか
問い合わせの前 導入事例 使う場面と、選んだ理由
商談の前 商品の実演・使い方 できることを、実際の動きで
社内で決める前 選ばれる理由 商談に同席していない人にも伝わる違い
導入を決める前 よくある質問 費用・準備・サポートの疑問への答え

表は見る人が進む順に並べていますが、作る順はこのとおりでなくて構いません。全部を一度に作る必要もありません。手を付けやすいのは、商談で毎回同じ説明をしている所です。そこが、最初の1本の候補です。導入事例のように、商談や社内の説明でも使い回せる動画もあります。商談の前に実演を見てもらえれば、当日は基礎の説明を省いて、そのお客様に合う話に時間を使えます。

会社そのものを紹介する動画の組み立ては、会社紹介動画の作り方に書いています。この記事では、商品やサービスを見せる動画を中心に書きます。

実演の動画は、どんな順で組み立てる?

商品の実演で機能を順に並べるだけだと、見る人にとって「自分に何の関係があるか」が分かりにくいことがあります。初めて見る人に向けた実演なら、次の4つの順で組み立てます。

1. 誰のどんな困りごとか

最初に、見る人がふだん困っている場面を短く言います。「毎月の集計を、手で表に写していませんか」のように、見る人が自分のことだと思える1文です。商品名やロゴを長く見せるより先に、ここを置きます。

2. 実際にどう動くか

困りごとに対して、商品が実際にどう動くかを見せます。ここが動画の中心です。

見せ方 向く商品 撮る時に気をつける所
手元を近くから大きく撮る 手で使う物、道具、設備 手の動きと、商品の動く所が画面に収まる位置で撮る
画面を録る ソフト、Webのサービス 見せる操作だけに絞り、関係の無い画面や社内の情報を映さない
使っている人を撮る 現場で使う物、サービス 使う前と使った後を比べられるように、同じ場所・同じ向きで撮る

機能は全部見せず、1の困りごとに関係がある動きだけにします。ほかの機能は、別の1本か、よくある質問の動画に回します。

3. 使った後どうなるか

動いた後に、見る人の仕事がどう変わるかを見せます。数字で言う時は、記録で確かめられる物だけにします。言い切れない数字が1つあると、ほかの所まで疑われやすくなります。確かめられる数字が無い時は、使った後の画面や現場の様子で見せます。

4. 次に何をしてほしいか

最後に、見た人にしてほしいことを1つだけ言います。問い合わせ、資料の請求、試しに使ってみる、など。選ぶ物を並べると、どれもされにくくなります。

長さは、どう決める?

長さは、秒数から決めるより、見る場面で決めます。

見る場面 見る人の状態 長さの考え方
ホームページ・SNS たまたま見る。まだ商品を知らない 困りごとと、何をする商品かだけを言って、短く終える
商談の前 当日の前に、中身を知りたい 実演を通して見せる分は長くてよい。ほかの話は入れない
社内で決める前 商談にいなかった人が見る 選ぶ理由だけに絞る。前の話を知らなくても分かる形で

秒数の決まった目安は持っていません。迷った時は、1本に入れる話を1つに絞ります。話が2つあるなら、2本に分けます。1本ずつが短くなり、場面ごとに送り分けられます。撮った後は、言い直しや「えー」「あの」を多めに切ると、同じ中身でも短くなります。切る所の考え方は、動画編集でフィラー(えー・あの)を消すにはに書いています。

撮る前に、何を集める?

何を映すかを撮影の日になってから決めると、撮り忘れが起きやすくなります。撮る前に、次の物を集めておきます。表の「使う所」の番号は、上の「実演の動画は、どんな順で組み立てる?」の4つの順の番号です。

集める物 中身 使う所
商談でよく聞かれる質問 営業の担当者が、毎回答えていること 1の困りごと、よくある質問の動画
見せる動き 困りごとに関係がある操作や動き。順番も書いておく 2の実演
映してはいけない物 社内の画面、お客様の情報、まだ出していない商品 撮る場所と画面の準備
使った後の記録 確かめられる数字、使った後の画面や現場 3の使った後
事例 載せてよい事例と、載せてよい範囲 導入事例の動画
商品・機能の正式な名前 字幕に出す時の正しい書き方 字幕

いちばん役に立つのは、「商談でよく聞かれる質問」です。営業の担当者に、ここ1か月で何度も答えたことを書き出してもらうと、そのまま動画の中身になります。お客様からの質問を企画にする手順は、会社のYouTubeの企画のネタは、お客様の質問から作るに書いています。

社内で撮る時の音・光・場所の整え方は、社内で動画を撮る時のコツにまとめています。

社内で作るか、頼むか

画面を録るだけの実演や、短いよくある質問の動画は、社内でも作りやすい動画です。一方で、商品の手元を寄りで撮る、現場で使う様子を撮る、といった動画は、撮る場所と光をそろえる手間がかかります。社内で作るか外に頼むかの考え方は、動画編集は外注と内製どっちがいい?に書いています。

ヒルウラに頼む場合は、商品について伺い、見る人と使う場面を1本ごとに決めてから、企画・撮影・編集まで進めます。営業・採用・社内向けの動画と組み合わせることもできます。料金は料金表にまとめています。

よくある質問

商品紹介動画は、何本から作ればいいですか?

1本からで大丈夫です。商談で毎回同じ説明をしている所があれば、その説明を実演の1本にするところから始めます。見せたい場面が増えたら、上の表の順に足していきます。

社長や担当者が出た方がいいですか?

商品の実演なら、ふだんお客様に説明している担当者が話すと、お客様によく聞かれる所から話せます。会社としての考えを伝えたい時は、別の1本にする方法もあります。

ソフトの紹介で、画面を録るだけでも伝わりますか?

伝わります。ただ、操作を全部録ると長くなるので、1の困りごとに関係がある操作だけに絞ります。操作の手順を細かく見せる動画は、マニュアル動画の作り方の作り方が使えます。

撮影はせず、社内で撮った素材の編集だけ頼めますか?

頼めます。ヒルウラでは、撮った素材の編集だけのご依頼も請け負っています。スマホで撮った素材なども、形式や音声を確かめてからお受けします。素材の渡し方は、動画の編集を頼む時の素材の渡し方に書いています。

相談するには

ヒルウラは、商品やサービスの紹介、実演、導入事例の動画を、企画・撮影・編集まで一式で請け負っています。料金は料金表にまとめています。どの商品を、誰に、どの場面で見てほしいかをフォームからお送りください。

ヒルウラは、撮った動画から字幕や効果音まで入った初稿をAIで作る道具「AI動画編集くん」も開発しています(まだ正式に提供していません)。正式リリースの案内は公式LINEで先行してお送りします。

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