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社内研修の動画の作り方|動画にする所・集まってやる所の分け方と、見たあとの確かめ方

社内研修を動画にする時は、研修を全部動画にせず、「毎回同じ説明をしている所」を動画にして、練習・質問・話し合いは集まってやる形に分けます。動画にする所は、1本で1つのことが分かる単位に分け、見たあとに、短い課題や実際の仕事で手を動かして確かめます。見るだけで終わると、分かったつもりのまま現場に出ることがあるからです。

この記事では、研修のどこを動画にするか、中身ごとの作り方、1つの研修の分け方、見たあとの確かめ方を書きます。書いているのは、株式会社ヒルウラ代表の高取です。ヒルウラは、人の編集チームで累計30,000本以上の動画を納品してきた会社で、新しく迎える編集者を、マニュアルと研修、課題、制作の中での直しで育ててきました。会社の研修の動画も、企画から撮影・編集まで請け負っています。

研修のどこを、動画にする?

研修には、毎回同じことを伝える所と、相手や場面に合わせてやり取りする所があります。動画に向くのは前の方です。

動画にする所 集まってやる所
会社の決まり、守ってほしいこと 決まりの「なぜ」を話し合う、質問に答える
仕事の全体の流れ、部署の役割 その人の担当に合わせた説明
道具や機械の使い方 実際にやってみて、横で直す
先輩の仕事の様子、お客様の声 話す練習、お客様役を相手にした練習

選ぶ時に役に立つのは、「新しい人が入るたびに、同じ説明をくり返している所」です。そこを動画にすると、教える人は、質問への答えと練習の相手に時間を使えるようになります(高取の感覚です)。

反対に、中身がよく変わる所は、変わるたびに撮り直しになります。数字や名前など変わりやすい所は資料や文章に残し、変わりにくい説明だけを動画にする、という分け方もあります。

研修の中身ごとに、どう作る?

研修の動画と言っても、中身によって合う作り方が違います。

研修の中身 合う作り方 くわしい作り方
講義(考え方・決まりの説明) 話す人とスライドを映す。長い講義は区切って出す セミナー動画を公開用に編集するには
手順(道具・機械・画面の操作) 手元や画面を、見る人と同じ向きで撮る。1本に1つの手順 マニュアル動画の作り方
先輩の話・仕事の様子 話を聞いて、仕事の場面を重ねる インタビュー動画の編集のしかた
社内の決まり 決まりを画面に文字で出し、話す人が、なぜその決まりがあるかを添える。数字や名前など変わりやすい所は、資料の方に残す この記事の「研修のどこを、動画にする?」

1つの研修の中に、講義と手順と先輩の話が混ざっていることはよくあります。その時は、中身ごとに作り方を分けて撮ります。ヒルウラでも、見る場面と説明の中身に合わせて、インタビュー、実演、画面の録画などの形をご提案しています。

話す人がカメラの前で話すのが苦手な時は、短く区切って話してもらう、実演や現場の映像と組み合わせる、といった撮り方にします。社内で撮る時の音・光・場所の最低限は、社内で動画を撮る時のコツにまとめています。

1つの研修を、どう分ける?

1つの研修を動画にする流れの図。左から、1 研修の目次を書き出す(今の研修で話していること)、2 動画にする所を選ぶ(毎回同じ説明の所)、3 1本1つに分ける(1本で1つ分かること)、4 見たあとの課題を付ける(手を動かして確かめる)、5 変わった所だけ差し替える(1本ずつ撮り直す)

長い研修を1本の動画にすると、見る人は途中で何の話か分からなくなり、見直したい所も探せません。図の順で分けます。

  1. 研修の目次を書き出す:今の研修で話していることを、話す順に書き出します。今の資料やスライドがあれば、その見出しを使えます。
  2. 動画にする所を選ぶ:上の「研修のどこを、動画にする?」の表で、毎回同じ説明の所に印を付けます。
  3. 1本1つに分ける:「この1本を見ると、何が分かるか」を1文で言える単位に分けます。1文で言えない時は、2つ以上のことが入っていることが多いので、分けられないかを見ます。分けすぎて1本だけでは何の話か分からなくなる時は、続けて見る順番を決めておきます。
  4. 見たあとの課題を付ける:1本ごとか、いくつかの束ごとに、見たあとにやることを決めます(次の見出し)。
  5. 変わった所だけ差し替える:決まりや手順が変わったら、その1本だけを撮り直します。

長さは分数で決めるより、「1本で1つ分かること」で決めると決めやすくなります(分数の目安は、中身で大きく変わるので、ここでは書きません)。題名も、その1文に近い言葉にしておくと、あとで探しやすくなります。

見たあと、どう確かめる?

動画は、くり返し見られる一方で、見ただけで分かったつもりになりやすい物です。見たあとに、手を動かす場面を必ず作ります。

確かめ方 向く中身
短い質問に、自分の言葉で答える 会社の決まり、仕事の全体の流れ
動画と同じ作業を、1回やってみる 道具や画面の操作
実際の仕事を1つ、練習としてやってみて、直しを返す 担当する仕事そのもの

直しを返すのは、教える人の時間がかかる所です。動画にして減った説明の時間を、ここに回します。

編集の仕事での例ですが、ヒルウラでも、新しく迎える編集者には、まず編集マニュアルを渡して基準を学んでもらい、実際に1本編集する課題で基準に届くかを確かめてから、仕事を担当してもらっています。担当してからも、研修と、制作の中で返す直しで育てます。見る・やってみる・直しを受ける、の3つがそろうと、教える人が変わっても、同じ基準で育てられると考えています(高取の感覚です)。

社内の担当者を育てる時の直しの返し方は、社内の動画担当を1人目から育てるにはに書いています。

社内だけで見る動画は、何を決めておく?

研修の動画は、社内だけで見ることが多い動画です。作る前に、次の4つを決めておきます。

決めること 中身
見られる人 全社員か、その部署だけか、入ったばかりの人だけか
置き場 社内の共有の場所や研修用の仕組みなど、どこに置いて見てもらうか。社外の人が見られない設定になっているか
映してはいけない物 お客様の名前、社外秘の数字、社内の画面
差し替えの担当 決まりや手順が変わった時に、どの1本を撮り直すかを決める人

研修の中で、ほかの会社の資料、写真、音楽を使う時は、使ってよいかを使う前に確かめます。ネットに載っているという理由だけでは、使ってよいとは言えません。確かめる順番は、社内研修の動画と著作権に書いています。

よくある質問

研修の動画は、社内で作れますか?

作れます。講義をそのまま録る、画面の操作を録るといった動画は、社内でも作りやすい動画です。一方で、仕事の様子を撮る、先輩の話を聞く、といった動画は、撮る場所や話の聞き方に手間がかかります。社内で作るか外に頼むかの考え方は、動画編集は外注と内製どっちがいい?に書いています。

集まる研修は、なくしてもいいですか?

なくさない方がよいと考えています(高取の感覚です)。動画にすると、毎回同じ説明の時間は減りますが、質問に答える、練習して直す、といった所は、人と人のやり取りの方が伝わります。動画を見てから集まる形にすると、集まる時間を練習と質問に使えます。拠点が離れていて集まれない時は、オンラインで質問と練習の時間を取る形もあります。

新人研修の動画も頼めますか?

頼めます。ヒルウラでは、新人研修や業務の手順、社内の決まりなど、社内だけで使う動画も制作の対象です。公開する動画と社内だけの動画を分け、見られる人の範囲、使う仕組み、社外秘の扱いを、作る前に確かめます。

何本かまとめて頼めますか?

頼めます。ヒルウラでは、研修や業務の手順の動画を、必要に応じてサービス紹介や採用の動画と組み合わせ、5本を一式で作る形もご提案しています。どの5本にするかは、今の研修の中身と、困っていることを伺ってからご提案します。料金は料金表でご確認ください。

相談するには

ヒルウラは、社内研修や業務の手順の動画を、企画・撮影・編集まで請け負っています。今の研修の資料があれば、どこを動画にするかから一緒に決められます。料金は料金表にまとめています。フォームからご相談ください。

研修の動画を社内で作り続けたい会社に向けて、撮った動画から字幕や効果音まで入った初稿をAIで作る道具「AI動画編集くん」も作っています。道具と、社内で動画を作れるようにする支援は、近日提供の予定です。公式LINEで先行してご案内します。

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