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YouTubeの字幕を多言語にするには|海外の相手に向けて、会社が足す手順と確かめる所

会社のYouTubeの動画に別の言語の字幕を足す時は、まず海外の相手に見てほしい動画を絞り、日本語の字幕を直してから翻訳します。翻訳した字幕は、YouTube Studioの[字幕]で言語を追加して上げます。題名と説明も、同じ画面で翻訳できます。見る人が字幕の設定で選ぶ自動翻訳もありますが、公開の前に確かめて出す形にはならないので、取引に関わる動画は、確かめた字幕を自分で足します。

この記事では、どの動画から足すか、足す手順、翻訳の確かめ方、画面に入れたテロップの扱いを書きます。YouTubeの決まりは、YouTubeヘルプの字幕と翻訳のページを2026年10月31日に開いて確かめた所だけを書いています。書いているのは、株式会社ヒルウラ代表の高取です。ヒルウラは、人の編集チームで累計30,000本以上の動画を納品してきた会社で、会社のYouTubeの動画の編集を1本から請け負っています。

どの動画から、字幕を足す?

全部の動画に足す必要はありません。次の順で、海外の相手が実際に見る動画から足します(順番は高取の感覚です)。

順 動画 足す理由
1 海外の取引先や見込みのお客様に送る動画 見てほしい相手が決まっている
2 会社紹介、商品の紹介の動画 最初に見られることが多く、長く使える
3 海外から問い合わせが来ているテーマの動画 見ている人がすでにいる
後回し 日本の法律や、日本の商習慣だけの話 翻訳しても、海外の相手には使いにくい

言語は、相手の言語を1つ決めて始めます。相手が決まっていなければ、まず英語からが分かりやすいと思います(高取の感覚です)。

どの順で、字幕を足す?

海外向けの字幕を足す5つの順番の図。動画の言語を設定する、日本語の字幕を直す、翻訳する、相手の言語で確かめる、字幕と題名を公開する。日本語の字幕を先に固める

次の5つの順で進めます。

順 すること 理由
1 動画の言語を設定する 元の言語が何かを、YouTubeに伝える
2 日本語の字幕を直す 元の字幕の誤りは、翻訳にそのまま移る
3 翻訳する 時間の付いた字幕のファイルにする
4 相手の言語で確かめる 会社名、数字、言葉の誤りを見つける
5 字幕と題名を公開する 検索でも見つけてもらえるようにする

3と5の操作はこの下に、4の確かめ方は「翻訳は、何を確かめる?」に書いています。

動画の言語は、どこで設定する?

パソコンのYouTube Studioで、次のように設定します。

順 すること
1 左のメニューで[コンテンツ]を選ぶ
2 動画の題名かサムネイルをクリックする
3 下へスクロールして[すべて表示]を押す
4 [言語とキャプションの認定]で、動画の言語と、タイトルと説明の言語を選ぶ
5 [保存]を押す

ヘルプによると、元の言語を変えても、公開済みや下書きの字幕には影響しません。

翻訳の字幕は、誰が作る?

社内でその言語が読める人、外の翻訳の担当、AIの3つがあります。どれでも、日本語の字幕を時間の付いたファイルにして渡し、時間はそのままで、文だけを訳してもらうと、やり直しが減ります(高取の感覚です)。AIで訳した時は、読める人が確かめます。

翻訳した字幕は、どう上げる?

時間の付いた字幕のファイルで上げると、1行ずつ時間を合わせ直さずに済みます。字幕のファイルには、話した言葉の文字と、各行を出す時間が入っています。

順 すること
1 YouTube Studioの左のメニューで[字幕]を選ぶ
2 動画を選ぶ
3 [言語を追加]を押し、言語を選ぶ
4 増えた言語の行で、字幕の欄の[追加]を押す
5 [ファイルをアップロード]を選び、字幕のファイルを選んで保存する

ファイルの形式は、字幕の保存の形の名前です。ヘルプが初めての場合に勧めている SubRip(.srt という名前で終わるファイル)か SubViewer(.sbv)で足ります。テキストの編集ソフトで開けるので、翻訳する人にも渡しやすい形式です。

なお、[自動同期](文字を渡すと、時間を自動で合わせる機能)は、動画の言語と文字の言語が同じである必要があります。日本語で話している動画に、英語の文を渡して時間を合わせる使い方はできません。翻訳の字幕は、時間の付いたファイルで用意します。

字幕のファイルを編集の担当から受け取りたい時は、編集を頼む時に先に伝えます。字幕データはふつうの納品物に入っていないこともあります。ヒルウラでも、字幕データは通常の納品以外の作業として、必要な範囲を確かめています。

題名と説明も、翻訳した方がいい?

見つけてもらいたい動画は、翻訳します。ヘルプによると、翻訳した題名と説明は、他の言語を使う視聴者のYouTubeの検索結果に出ます。

手順は、[字幕]で動画を選び、[言語を追加]で言語を選んだ後、[タイトルと説明]の下の追加のアイコンを押して、翻訳を入力し、[公開]を押します。概要欄の中身の組み立ては、会社のYouTubeの概要欄の書き方に書いています。問い合わせの窓口が日本語だけの時は、説明に「日本語での対応」と書いておくと、相手が困りません(高取の感覚です)。

自動翻訳だけでは、だめ?

取引に関わる動画は、自動翻訳だけに任せないことをおすすめします。

自動翻訳 確かめて足す字幕
誰が選ぶ 見る人が、字幕の設定で選ぶ 会社が、言語を追加する
手間 要らない 翻訳と確かめが要る
中身の確かめ 公開の前に確かめて出す形にならない 確かめてから出せる
向く動画 日本の相手に向けた、ふだんの動画 海外の相手に送る動画、商品の説明

ヘルプによると、元になる自動字幕も品質にばらつきがあり、発音や方言、雑音で誤ることがあります。日本語の自動字幕の注意は、YouTubeの字幕をAIで自動で付けるに書いています。

翻訳は、何を確かめる?

会社の動画で誤ると困るのは、次の所です。

確かめる所 例 誰が見る
会社名・商品名・役職 毎回同じ訳になっているか 動画の担当者
数字・単位・日付 日付の順番、通貨、単位 動画の担当者
約束に読める言葉 保証、納期、契約の条件 責任者
法律や規格の話 国によって違う決まり 社内の法務や専門の人
言い方 相手に失礼でないか その言語が読める人

会社名、商品名、業界の言葉は、先に日本語と訳語の表を作っておきます。動画ごとに訳が変わると、同じ物だと伝わりません。表は、翻訳する人が人でもAIでも同じように渡します。AIで翻訳した字幕も、その言語が読める人が確かめてから出します。読める人が社内にいない時は、取引先に出す前に、外の翻訳の担当に頼みます。

この手順と言葉の表は、会社の動画のガイドラインに入れておくと、担当者が替わっても続けられます。

字幕を外の人に任せるには?

YouTubeには、字幕の追加と編集だけを任せる「字幕編集者」の権限があります。チャンネルのほかの情報や収益の数字は見られません。ただ、ヘルプによると、ブランドアカウント(会社やブランド用のアカウント)では使えません。会社のチャンネルをブランドアカウントで持っている時は、字幕のファイルを受け取って、社内の担当者が上げるのが分かりやすいと思います(高取の感覚です)。チャンネルの持ち方と権限は、会社のYouTubeチャンネルはブランドアカウントで持つに書いています。

画面に入れたテロップは、どうなる?

動画に入れたテロップは、翻訳されません。YouTubeの字幕は動画の上に重ねて切り替える物ですが、テロップは映像そのものだからです。海外に見せる動画で、次の所に気をつけます。

場面 起こること 編集で考えること(高取の感覚です)
話した言葉をそのままテロップにしている 日本語のテロップと翻訳の字幕が、両方出る 海外の相手に送る大事な動画だけ、日本語のテロップを減らした版を作る
図や表の中に日本語がある その部分は字幕で読めない 大事な図は、話の中で言葉でも説明する
画面の下にテロップがある 字幕と重なって読みにくいことがある テロップを置く位置を、字幕とぶつからない所にする

海外の相手に送ると分かっている動画は、編集の前に伝えてください。日本語のテロップの量と位置を、最初から考えられます。テロップの決め方は、テロップで大事な言葉を強調するにはに書いています。

よくある質問

声も翻訳できますか?

YouTubeには、別の言語の音声を足す機能があります。「複数言語の音声」は、1本の動画に別の言語の声を足す上級者向けの機能で、録音した音声のファイルを自分で用意します。「オートダビング」は声を翻訳して自動で作る機能で、対象外になる動画もあり、公開前に確かめるには「手動で公開」の設定をオンにします。まず字幕で足りるかを考え、字幕で足りない時に試すのがよいと思います(高取の感覚です)。

ショートにも、翻訳の字幕を足した方がいいですか?

先に足すのは、海外の相手に見てほしい長い動画です。短い動画は流れて見られることが多く、翻訳の手間に合わないことがあります(高取の感覚です)。短い動画の作り方は、ショート動画の編集代行に書いています。

字幕を足すと、海外で再生が増えますか?

増えるとは言い切れません。翻訳した題名と説明は、他の言語の視聴者の検索結果に出ますが、再生が増えるかは中身と相手によります。送りたい相手が決まっているなら、再生の数より、相手に届いて問い合わせにつながったかを見ます。見る数字は、BtoBの動画の効果測定のしかたに書いています。

翻訳まで頼めますか?

ヒルウラが請け負うのは、動画の編集です。翻訳を含めたい時は、言語と本数を添えてフォームでお知らせください。字幕データなどの通常の納品以外の作業も含めて、必要な範囲を確かめてお答えします。

相談するには

海外の相手に見せる動画の編集も、ヒルウラの編集チームが1本から請け負っています。料金表をご覧のうえ、フォームからご相談ください。

撮った動画から、カットと字幕まで入った初稿をAIが作る道具「AI動画編集くん」も近日提供します。公式LINEで、提供の時期と受け取り方を先行してご案内します。

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