YouTube動画編集の外注の料金は、頼む先と編集の中身で大きく変わり、1つの数字では言えません。同じ10分の動画でも、字幕だけか、図解や効果音まで入れるか、企画やサムネイルまで頼むかで、何倍も変わります。そのため、この記事では「相場はいくら」という一つの数字は出しません。料金を決める条件を先に知り、自社の動画に当てはめて見積もりを比べる方が確かだからです。
この記事では、料金を決める6つの条件、料金の例、見積もりで確かめる所を書きます。書いているのは、株式会社ヒルウラ代表の高取です。ヒルウラは、人の編集チームで累計30,000本以上の動画を納品してきました。料金表を公開している会社として、そして外の編集者に頼む側として、両方の目線で書きます。
料金は、何で決まる?
編集の料金を決めるのは、主に次の6つです。見積もりが高い・安いと感じた時は、この6つのどこが違うかを見ると理由が分かります。

| 条件 | 料金が上がる時 | 見積もりの前に決めておくこと |
|---|---|---|
| 動画の長さ | 完成の長さが長い。撮った素材が長い | 完成で何分にしたいか |
| 編集の中身 | 字幕を全部入れる。図解・効果音・画像を多く入れる | 参考にしたい動画 |
| カメラの数 | 2台以上で撮り、画角を切り替える | 何台で撮るか |
| 頼む範囲 | 企画・撮影・サムネイル・投稿まで頼む | どこまで社内でやるか |
| 直しの範囲 | 直しの回数が多い。話の順番を入れ替える | 直しは誰がまとめて伝えるか |
| 本数と納期 | 急ぎ。1本だけ | 月に何本、いつまでに要るか |
特に差が出るのは「編集の中身」です。間を切って字幕を入れるだけの編集と、話に合わせて図解や効果音を入れる編集では、1本にかかる時間が大きく違います。「YouTubeの編集」と一言で頼むと、この差が見積もりに出ません。
料金の例は?
ヒルウラの公開料金(税別)を例にします。他の会社の料金は、頼む範囲の決め方が違うため、ここでは並べません。
1本ずつ頼む場合
| 内容 | 料金(税別) | 条件 |
|---|---|---|
| 長尺(横長の通常の動画)の編集 | 4万円 | 完成15分まで。1分を超えるごとに2,500円 |
| ショートの編集 | 1.2万円 | 60秒まで。30秒を超えるごとに3,000円 |
| サムネイル | 1万円 | 1枚 |
| 撮影 | 1時間1万円 | 撮影者1名・基本機材。交通費は別 |
| 追加カメラの画角(映す向き)の編集 | 長尺1万円・ショート5,000円 | 1本・1画角ごと |
たとえば、完成20分の長尺を、サムネイル付きで1本頼むと、4万円+5分の超過1.25万円+サムネイル1万円で、6.25万円(税別)です。月に30本以上頼む予定なら、20%オフで受けています。
月の本数を決めて頼む場合
| プラン | 料金(税別) | 毎月作る物 |
|---|---|---|
| YouTubeのみ | 月35万円 | 長尺4本・サムネイル4枚 |
| YouTube+ショート | 月40万円 | 長尺4本・ショート4本・サムネイル4枚 |
月額のプランは6か月が基本で、編集だけでなく、企画・撮影・投稿・振り返りまでを含みます(細かい範囲は始める前に確かめます)。1本あたりで割ると単発より高く見えますが、単発は撮った素材の編集だけ、月額は何を撮るかを決める所から投稿後の数字の振り返りまで、と頼む範囲が違うためです。比べる時は、同じ範囲どうしで比べます。
いずれも2026年10月時点の料金です。ヒルウラは、AI動画編集くんの正式リリースにあわせて、受注の料金を見直す予定です。今ご依頼いただいた方も、新しい料金が始まる時に新しい料金へ切り替えます。くわしくは料金表をご覧ください。
個人の編集者に頼むと、どのくらい?
個人の編集者の料金は、人によって幅が大きく、決まった相場はありません。ヒルウラが外の編集者に頼んできた中では、以前は10分の動画1本を3,000円ほどで受けてくれる人もいましたが、今は1.5万円でないと受けない人が増えました(高取の感覚です)。
個人に頼む時は、料金の安さだけでなく、次のことも一緒に確かめます。
- 動ける時間(夜だけ・土日だけなど)
- 急ぎの時に、代わりの人がいるか
- 字幕の型や素材を、自社の手元に残せるか
頼む時の失敗の防ぎ方は、動画編集の外注で失敗しないためににまとめています。
見積もりで、どこを確かめる?
見積もりの金額だけを比べると、後から思わぬ費用が増えることがあります。次の5つを確かめます。
| 確かめる所 | 聞き方の例 |
|---|---|
| 長さを超えた時の料金 | 「完成が20分になったら、いくらですか?」 |
| 含まれる作業 | 「字幕は全部入りますか?図解や効果音は?」 |
| 直しの回数と範囲 | 「直しは何回まで?話の順番を変えるのは追加ですか?」 |
| 素材が増えた時 | 「カメラが2台の時や、素材を後から足した時は?」 |
| 納期の数え方 | 「初稿の日と、最終版の日はいつですか?」 |
ヒルウラでは、追加の作業が要る時は、内容と金額を先にお伝えします。完成後の字幕や音量などの細かい直しは、回数の制限なく受けています。
安すぎる見積もりで、気をつけることは?
安い見積もりが悪いわけではありません。ただ、次のような時は、何が含まれていないかを確かめます。
- 字幕が要点だけ:全部の言葉に字幕を入れる前提で頼むと、追加になることがあります。
- 直しが1回だけ:2回目から追加の料金がかかる形だと、合計では高くなることがあります。
- 確かめる人がいない:編集者1人で仕上げて納める形だと、誤字や音量のばらつきを社内で見る手間が増えます。
金額の差は、たいてい手間のかかる作業が入っているかどうかの差です。見積もりは、同じ条件をそろえてから比べます。
よくある質問
1本だけ頼むと、割高になりますか?
1本ごとの料金で頼めます。ヒルウラの単発の依頼は、契約期間の縛りなく1本から受けています。本数が多く、毎月続ける時は、月額の形も比べてみてください。
外に頼むのと社内で作るのは、どちらが安いですか?
社内で作る時は、作る人の時間・教える時間・確認の時間もかかります。比べ方は動画編集は外注と内製どっちがいい?に書いています。
会社のYouTubeを頼む時の流れは?
相談から納品までの流れは、法人がYouTube編集を依頼する流れと料金にまとめています。
相談するには
作りたい動画と本数が決まっていれば、料金表で目安を見て、フォームからご相談ください。素材や参考の動画を伺ってから、範囲と金額をお出しします。
社内でAIを使って初稿を作る道具は、AI動画編集くんとして近日提供します。